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秀逸なコラム 「フェルメールの絵は微分学だ」
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私は新聞の1面のコラムが好きだ。

うちは日経新聞を取っているが、コラムだけはかかさず朝刊も夕刊も読んでいる。

日経の夕刊のコラムは曜日ごとに日替わりで、『あすへの話題』を色んな業界の人が書いている。

作家だったり、社長だったり、学者だったり、俳優だったり様々だ。

このメンバーは半年で入れ替わるが、今年も7月になって丁度メンバーが入れ替わった時期にあたる。

だいたい2、3回読めば、その人がどんな文章を書くのか分かってくるので、偉そうな言い方をすれば今は品定めの期間といえる。

(内容は別として)有名な朝日新聞の天声人語など、新聞の1面のコラムというのは各紙にあるが、制限された枠の中で完成された文章を書くのは非常に難しい。

だからこそ、秀逸な文章に出会えた時の感動は大きい。

この「秀逸な」というのは文章構成だったり、言い回しだったり、内容そのものであったりする。

今日の夕刊のコラムは著者の着眼点に感心させられた。


著者は分子生物学者の福岡伸一氏。

コラムをそのまま転載する訳にはいかないので、要約すると、

福岡氏は密かに尊敬する文筆家の川本三郎氏にならって、文章を書く際の禁止事項を設けている。

それは「うまく言えないのだが」「言葉にできないけれど」といった明確な表現を避ける・逃げる言い回しを使わないことである。

文章を書くものとして、出来る限りそこに接近し、なんとか光をあてる言葉を紡ぎだす努力を怠らないように心がけているというのである。


この時点でコラム全体の3分の2に当たる。

まあ、ここまでは「なるほどな」と思う程度である。

福岡氏がどういった経歴を持ち、どういった考えを持った人物なのかは私は全く知らない。

なので「分子生物学者」という肩書きなのに、物書きのように自分のことを考えている人なんだなという印象を受けた程度である。

それと自らハードルを上げてしまったなと。

文章の中で文章の書き方を書くというのは、「有意義なプレゼン方法!」というプレゼンをしたり、「うまい論文の書き方」という論文を書いたりするようなものである。

以前、某大学教授のそういう講演を聴いたことがあるが、当たり前の話や異論を唱えたくなる話ばかりで、聴いていた我々の反応は寒々しいものだった。


話をコラムに戻すが、残りの文章で上げてしまったハードルをどう乗り越えるのか。

話の続きはこうである。

福岡氏はうまく表現できないものの例として、自身の好きなフェルメールの絵を挙げた。

フェルメールの美しい絵が何に由来するのか、多くの作品を見たがなかなか分からなかったのだという。

そして、ある時ふと気付く。
「絵の中にはあるのは移ろいゆくものをその一瞬だけ、とめてみたいという願いなのだ。」
「そしてそこにとどめられらたものは凍結された時間ではなく、再び動き出そうとする予感である。」
「それは何かに似ている。微分という言葉が浮かんできた。」
「動きを記述しようと数学者たちが考え出した微分法。フェルメールの思いは、同時代のニュートンの夢と同じ願いだったのだ。」

そして締めの言葉が「私はフェルメールを少しだけ語れるようになった気がした。」である。

この文の素晴らしさを伝えるのが難しかったので、後半は本文からの引用である。(日経新聞 2007年7月17日-夕刊-『あすへの話題』より)

この発想には畏れ入った。

フェルメールの絵が微分に似ていると、考え付きもしなかった。

いい尽くされた表現を用いれば「今にも動き出しそう」ということだろう。

数学アレルギーの方には伝わらないかもしれないが、理系の人間にとって、これほど感嘆する表現はなかなかない。

この『あすへの話題』では学者、特に理系の学者の面白い発想の話がたまに載ることがある。

以前にも東大の経済学の教授のコラムで、教授会議の後に理系の教授と話していて、

「エネルギー保存から考えれば総量は変わらないはずなのに、経済は増減するのか。」

と言われて驚いたという話が載っていたのを覚えている。

理系文系に限らず違った分野・価値観に触れたり話したりすることは、非常に有意義である。

私自身も様々なことに積極的に体験していくということを、いつも心がけている。

どんな分野にもやってみると異なる部分だけでなく、共通する部分の発見がある。

それを見つけると理解が早くなるし、面白くもなってくる。

今回のフェルメールの絵と微分がまさにそれである。

自分にとって身近な物に置き換えることで、より親しみ易くもなったことだろう。



ちなみに日経の朝刊のコラム『春秋』は、はっきり言ってレベルが低い。

3、4年前は今よりもさらに下手な文章がならんでいた。

ただのど素人の私でも「これよりはマシな文章が書ける」と思わせるほどだった。

それが1、2年ほど前から「書く人が変わった?」と思うほど改善され、最近はまた少し劣化しているように感じる。

日経の夕刊のもう一つの1面のコラムである『波音』は、短いながらもキレのいい話が多い。

「これを書いている記者に『春秋』も書かせればいいのに……」と、私はいつも勝手に思っている。


以前は読売と日経を両方取っていたので両者の比較もできたのだが、読売の『編集手帳』の方がはるかに洗練された文章が書かれていた。

どう酷いのかというと、いわゆる「理系の書く文章」といった感じの文章である。

私は理系の人間なので理系の方の書く文章を読む機会は多いが、わかりづらい教科書や論文というものは確かにある。

とりあえず単語が並びたてられているのだが、並べられているだけで特に説明もなく、話の流れもつかめない文章というのが専門書には多い。

それと同じことが日経のコラムでもあった。

文章にまとまりがなく箇条書きのように内容を羅列しただけだったり、ムダに話を広げて終わったりする。

「で、それで?何が言いたかったの?」というコラムが多かったのである。

登場人物を増やしすぎて収集がつかなくなった小説やマンガのようにグダグダなのだ。

冒頭で毎日欠かさず読んでいると書いたが、「今日も日経酷かった!」とか「今日は意外と良かった」と家族と言い合うのが日課なのである。

このあいだ読売新聞がサンプルとして1日分投函されており、久々に『編集手帳』を読んだ。

文字サイズが大きくなったためか分量が減っていたが、それでもなお流れるような洗練された文章は、気持ちよく頭に浸透していった。

サンプルのために気合を入れて作った訳ではないだろうし、一般新聞と経済新聞とでの文を書く実力差というのは、こういうところに現れるものなのだと思う。



ここで振り返ってみて、自分もブログとはいえ文章を書いている身である。

「理系の文章」になっていないか、ただ単語・事項の羅列になっていないか、文章は自然な流れになっているか……

自分で設けたハードルの分ぐらいは省みる必要があるだろう。

今回興味を持ったもの

読売新聞「編集手帳」 第13集―朝刊一面コラム (13) (中公新書ラクレ 268)読売新聞「編集手帳」 第13集―朝刊一面コラム (13) (中公新書ラクレ 268)
竹内 政明

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この記事に対するコメント
【】
はじめまして、ばりばり文系の女子高生です。
私もこの日「明日への話題」を読んで、大変感銘を受けた一人でした(微分は苦手ですが…)
不覚にもスクラップしそこねて、今でも悔しく思っていただけに、このブログを拝見できて、とても嬉しく思います。
【2008/10/06 22:45】 URL | てん #qx6UTKxA [ 編集]

【実は私も数学苦手です】
はじめまして!共感して下さる方と出会えて嬉しいです!
スクラップしそこねたということで、(著作権的には問題かもしれませんが)全文が載ったページを以前に見たことがあったので検索してみました↓
『08.07.23 こころは超臨界 No.437「フェルメール」 [まぐまぐ!]:』
http://archive.mag2.com/0000208880/20080723060000001.html

メールマガジンのバックナンバーのようで、記事の後半の方に全文が載っています。
【2008/10/06 23:18】 URL | run800m #2CltNEVM [ 編集]

【】
わざわざ検索してくださったんですね!ありがとうございます!それもこんなに早くレスしてくださって…
私も同じことを感じていた方がいらして、とても嬉しかったです!
本当にありがとうございました。
【2008/10/07 17:49】 URL | てん #COk/PjQ2 [ 編集]


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